韓国語と日本語が似ているって本当ですか?
こんにちは! 韓国コラムの押切優です。
ギラギラと照りつける真夏の太陽も、徐々に和らぎ、秋の到来を感じる今日この頃。
みなさま、いかがお過ごしですか?
夏の暑さから開放され、寒い冬がくるまでのこの時期は、韓国旅行にはぴったりの季節です。
羽田→金浦(キンポ)空港までおよそ二時間半。
時差もなく気軽に異文化に触れることができるお隣の国。
あなたもひとっ飛び韓国旅行を楽しんでみませんか?
とは言え、海外に行くと誰しもがぶつかるのが“言葉の壁”。
特に韓国語は、英語でもなく、もちろん日本語でもない、丸や棒が並んだ記号のようなハングル文字に加え、何だかケンカをしているように聞こえてしまう(?!)発音に、とっつきにくさを感じている方も多いように思います。
しかし!
実はそれは大いなる誤解なんです。
よく「日本語と韓国語は似ている」と言われているのを聞いたことがありませんか?
記号のようなハングル文字だけを見ていると「え〜、どこが?!」と思われるかも知れませんが、実は、日本語と韓国語は、類似点がたくさんあるのです。
まずは語順。
例えば「私は韓国語を勉強しています」という文章の場合。
これを英語にすると、「I study Korean」。
語順は、主語、動詞の順番になりますので、どうしても一度頭の中で思い浮かべた日本語を、英語の語順に組み替える作業が発生します。
しかし、これを韓国語で言うと、「チョヌン(처는) ハングンマル(한국말) コンブ(공부) ヘヨ(해요)」。
「チョ(처=私) ヌン(는=は) ハングンマル(한국말=韓国語) コンブ(공부=勉強) ヘヨ(해요=します)」
と、日本語の語順がそのまま使えてしまうのです(もちろん、文章によっては例外や、韓国語独特の言い回しもあります)。
また語順のみならず、単語も、日本語の「かばん」は、韓国語でも「カバン(가방)」ですし、そのまま使えてしまう単語や、発音が似ているものも!
さらに、一見記号のように見えるハングル文字も、仕組みはローマ字のように、音の組み合わせになるので、一度覚えてしまえば、簡単に読めるようになってしまいます。
どうですか?
何だか身近に感じられませんか?
ちょっとでも言葉がわかれば、旅の楽しみがぐんと増します!
みなさんも、旅行の前に、ぜひ韓国語を勉強してみてくださいね。