u子の山陰便り 余部(あまるべ)鉄橋
寝台特急出雲は昨年3月に廃止されましたが、廃止前に東京からの帰途二度ほどこのブルートレインを利用したことがありました。
21時10分に東京駅ホームを出発し東海道を京都まで走り、山陰本線に入り、福知山、豊岡を通って日本海側に出て、鳥取には7時58分、米子には9時20分すぎ(いつも確定した時刻ではない、車両の待ち合わせにズレがあったり、天候に左右されたり)に到着します。
途中、大事故を起こした余部鉄橋を通過するのは6時半過ぎで列車の揺れでぼんやり目を覚ます頃です。
正直いってこの寝台特急の乗り心地は絶賛されませんが、東京から出雲市駅までの下り線の旅情は抜群。
北但馬の山々を通り抜けて日本海が見え始めると誰しもがほっとするのではないでしょうか。