u子の山陰便り 絲原(いとはら)記念館
現在住んでいる安来市には
現在住んでいる安来市には日立金属という山陰有数の企業があり、ここの安来鋼(やすぎはがね)は有名です。もちろん現在は鋼だけの生産ではなく、金属全般の金属加工をされています。
市内にはこの会社に勤務する人が数多く居住し関連の会社もある、企業城下町といえます。
市のイベントや表彰の時の記念品にはここの商品=包丁や小刀が採用されていて我が家でも頂き愛用しています。確かに地元産の商品を採用するのには意味も価値もあると思いますが、“切れ味”がよくて鋭いだけに“あなたを表彰するのは一回きりです”バッサリ、みたいなうがった印象をひそかに持ちます。(^◇^)
話は横道に逸れましたが、安来は古代から中国山地で砂鉄がとれ、その積出港が安来港だったので現在でも鋼と縁が深いということです。
中国山地は「たたらのまほろば」と言われる鉄の生産地があったり、世界遺産になった石見銀山や出雲で加工されている「めのう」など多種にわたる鉱物資源の宝庫。
特に砂鉄から鉄を産出し江戸時代から大正時代までは鉄生産において日本中でも一大勢力だった、と知るとそのルーツを求めてちょっと出かけてみたいとなります。
竹下元首相の出身地に近い掛合の田部家、広島県に近い可部の櫻井家、そして今回訪ねた絲原家、などなど島根県では“たたらの歴史街道”と名づけ見学施設を作っています。
自宅から一番近い絲原記念館まで出かけました。
http://www.itoharas.com/contents/itohara.htm>こちら