鷹勇(たかいさみ)のふるさと


漫画「蔵人」の中で酒屋さんの前掛けに登場する「鷹勇」というロゴを見たことのある日本酒ファンは多いと思います。
山陰が誇る日本酒の「鷹勇」は鳥取県中部、東伯郡琴浦町浦安で造られています。
浦安は日本海のすぐ近く、空気の綺麗な、冬の寒冷な気候の一帯です。

「鷹勇」の蔵元・大谷酒造は大山のふもとに立地し、清涼な伏流水と酒造りに欠かせない優良な酒米を使ってきめ細やか・爽やかで透明感のある日本酒を造っています。
工場に一歩入ると日本酒のいい香りが漂います。
工場内で働く人々はキビキビした動きをされ明るい挨拶をされます。
社長の大谷修子氏はおいしい鷹勇を全国のたくさんの人に飲んで頂きたいとネット販売に期待されています。
「日本酒を造るときに原料は捨てるところがないのです。使う米は精米して出来た糖の部分もお酒をしぼる時に出る酒粕部分も再利用しています。今のエコブームに沿っています」とにこやかに語られます。

「鷹勇」の名前は初代蔵元が鳥を愛し、鷹の勇壮な姿からイメージして名づけたとか・・・
その名の通り、お客様の信頼を裏切らない堅実な銘酒は自然豊かな土地で作り続けられています。

                     今宵、鷹勇と共に寛いで、と願って