鬼太郎の町−町おこし−
境港は港町、隠岐島に行く大型フェリーや高速艇、小さな漁船、大型貨物船など浮かんでいます。
重油の高騰で漁船が漁に出られなかったり、北朝鮮までいく貨物船が外交問題で出港できなかったり、岩牡蠣が高級料亭にだけ
供給される話など漁師と町娘の悲恋話もありましょうが政治・経済・外交・産業の問題が集積している町でもあります。
そんな境港もかつては某水産会社の倒産があり、町は火が消えたようになりました。
町民は町の活性化のため知恵を絞り、漫画で活性化ができないだろうかと思いつきます。
ゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげるさんの出身地だったからです。
「妖怪で町おこしなんて聞いたことがないな」
「怖いイメージがあって妖怪がいいと思えないよ」
「おどろおどろしいから遊びに来てくれないのじゃないか」
最初は否定的な声が多かったとか・・・
水木しげるロードができた93年から数え始めてこの7月末で9万2523人が訪れた・・
今や1000万人になるのはいつ?と予想クイズまであります。
夏休み、ものすごい人出です。
一度尋ねたらまたやってくるというリピーターも多いのです。
妖怪の世界はハマリやすいのでしょう。