ぶどう畑から 〜ワインの色〜
北条ワイン3本セットは赤、白とロゼの3種類が入っています。
色の違いは作り方の違いからくるものです。
白はぶどうをジュースにして果汁を発酵させたもの。赤はぶどうの果皮も種も一緒にしてつぶし発酵させます。
ただし赤ワインの原料のぶどうの皮は黒色系や赤色系の色に対して、白ワインは緑色系統も赤色系もあります。
ぶどうの果皮にはトマトやナスに含まれるアントシアニンという色素が含まれています。ポリフェノールの仲間です。
このポリフェノールは心疾患を予防すると言われています。
ロゼは最初は赤と同じで果皮も種もいっしょに発酵させ、途中で果皮や種をとります。ワイナリーによっては白ワインと赤ワインを配合することもあるそうです。
同じ赤でも宝石のルビーのような赤もあれば、ガーネットのようにややオレンジ色がかった赤もあります。
白にも透明に近い黄色や少しばかり緑がかった色のタイプもあります。
日の光を浴びて成長した枝や実を大切にていねいに手入れして作られたワインをグラスにいれ、愛飲して頂くテーブルが長くぶどう畑につけられた足跡の行き先です。