ぶどう畑から 〜欧州種のぶどう〜

このぶどうはシャルドネという名前でフランスの品種、こっちはサントベーゼでイタリア、こちらはフランス種でシラー・・・と次々に品種を教えて頂きながらぶどう畑を歩きます。

鳥取県の北条の地までフランスやイタリアからようこそ、と思わず心の中で呟きました。
そんな私の気持ちに察するように「ぶどうはシルクロードを通って日本に入ってきたようです。
今はDNA鑑定もあって、品種の伝来がわかるのです。
でも欧州種は中国にはないようですよ」という話です。

今でこそ、飛行機で十数時間でヨーロッパまで到着できますが、当時は山こえ、砂漠を運ばれ、川をわたりで遠路が旅して日本までたどり着いたことの重みを改めて感じます。

欧州種のぶどう畑の足跡は遠くヨーロッパから繋がっていた・・・感慨無量です。