鯛がたーーーいへん

その日の夕食は息子が焼くお好み焼きと焼きソバの予定でした。お嫁さんからメール。
“おばあちゃんが鯛を4匹買ってきてこれを食べようと言っています。”
メールを受け取った私は「うふふ、早めに帰って塩焼きか煮るか・・」と思っていたところにまたメール“鯛は大きいのです”

帰宅したら台所はキャベツと山芋処理の真っ最中。
息子がにやにやしながら「これ、これ」と指さすところに鯛がありました。
あけてびっくり4匹。
全長30センチ。

姑が台所にやってきて「さかな屋さんの前を通りかかったら呼び止められてね、仕方なく」でした。
うふふ、きっと鯛を食べたかったのね、おばあちゃんと心の中で思いました。
「でもね、持って帰ってきたら、店で見ていた時よりずっと大きいのよ」
「おばあちゃん、店からウチまで、鯛を泳がせて連れて帰ったでしょ」と返答。
皆大笑い。
家具やさんでみていたテーブルが納品されたら大きすぎる状態の鯛だったわけです。

お好み焼きと鯛の塩焼き2匹がその晩食卓に並びました。
一枚495円を100円おまけして貰ったとか。

この価格を【山陰おばあちゃん価格】と言います。