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だんごや萌音@井戸端
だんごや萌音@井戸端
▲これまでの井戸端会議通信
第8回井戸端会議

 
第8回井戸端会議を開催しました。
鳥取県米子市で和菓子を製造・販売していらっしゃる「だんごや萌音」の小森啓子さんにお越し頂き、和菓子に対する思い・こだわりをお聞きしながら、「萌音」の和菓子を試食した後、グループディスカッションでは、生活の中での和菓子について意見交換をしました。
今回のレポートは、現地特派員「ジュンさん(30代女性)」です。

開催日 2月20日(火)13:30〜14:00
開催場所 都内杉並区Yさんのお宅
参加人数 11名
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5種類の串団子に目の前には沢山の和菓子! 串団子はみたらし・こしあん・のり・よもぎ。おからこんにゃく「リカロ」を使用した団子もあります。
他には、豆大福、おはぎ、カフェオレ大福、リンゴ大福と盛り沢山!
テーブルの上にこんなに沢山の和菓子が並んでいたのを見るのは初めてかもしれません!

だんごや萌音の小森さん小森さんはお団子にこだわりを持っています。
「萌音」のお団子は、鳥取県産の一等水稲米を使用し、保存料は使用しません。
「その日に作ったものをその日に食べる、体にやさしい。」をモットーに和菓子を作ってこられました。
そしてお客様の立場になって考えるという姿勢を基本に、スタッフと一緒に、定番品だけでなく毎月1回「萌音の日」には新商品を出しています。

「安いものには訳があるんです」小森さんはおっしゃいます。
良いものを作ろうと材料にこだわれば、当然コストがかかります。お団子に一番大事なお米も、海外産を買えば安くなりますが、それなりの味になってしまいます。
お客さまに提供するものは、自信を持ってお奨めできる「安全で美味しいもの」、そういう商品を今までどおり作って行きたいと熱く語られました。

いよいよ、お団子の試食です!
1本1本の団子が、空気に触れて硬くならないように、ビニールで巻かれています。
口にしたときの食感は、何ともいえず、やさしい食感です。
全体的に少し甘みが強いと言う意見が多く出ました。これは関西と関東での味覚の違いもあるようです。小森さんいわく、関東で試食してもらうと「甘い」という感想は必ず出てくると言う事です。特に最近のスイーツは甘さ控えめが主流ですしね。
消費者にとって、「優しいな」と思ったのは、みたらしの「のり串団子」。巻いてあるのりが団子一個ずつの大きさで切れ目が入っているため、とても食べやすくなっています。

団子の他には、大福が3種類、試食しました。
豆大福にはもう少しお豆を〜とか、もう少し塩味が効いていても…など意見がでました。
アップル大福やカフェオレ大福。中心に入っている生クリームの割合が少し多い為か全体に甘く感じると言う意見が出ました。他にも、リンゴの欠片がもう少し多い方が食感が楽しめる、コーヒーの苦味が少しあると〜等々、とどまる事なく沢山の感想が出てきて、この日の参加者の方はかなりこだわりを持っている方たちばかりです。

井戸端会議風景試食のあとは、グループディスカッションを行いました。

私たちは、和菓子より、洋菓子や駄菓子、ジャンク菓子などを多く食べている傾向があるようです。
家庭で「お菓子作り」というと、ケーキ・クッキー・マドレーヌ・チョコなど洋菓子作りが多いですが、「お団子を作ろう!」「おはぎを作ろう!」とかいうお家は少ないのではないでしょうか? 日持ちや人にプレゼントする面から考えても、和菓子作りからは遠ざかってしまうのかもしれません。「和菓子は生活から離れてきている?」かもしれません。

今回試食した「だんごや萌音」の商品のネット販売に対する意見も伺いました。
リカロ入りのお餅は、日持ちがする上、固くもなりづらいので、切り餅やシャブ餅(シャブシャブ用のお餅)などとして、冷蔵庫の常備品として購入したいとか、串団子はお団子だけが箱詰めされ、あんこやたれはオプションとして別売りという形式も面白いかも〜等々。

皆さん真剣にアンケートに記入いただきました。試食商品への感想、和菓子に全般に対する意見、ネット販売に適する商品への意見など、活発な意見がたくさんでました。
最終的には、現代は人によって好みが多様化している時代なので、一人ひとりのお客様の声を商品に反映していくことは大切なことだけど、お店の味を頑固に守り続けていくことも大切な事かもしれない、という結論になりました。


井戸端会議に参加して
こんなに一度に沢山の和菓子を頂いたのは初めてでした!
和菓子でお腹が一杯になるなんて経験はなかなか出来ません。
実は私は小さい頃、あんこが苦手でした。特に粒あんは高いハードルでした!
そのせいか、積極的に和菓子を食べようという気にはならなかったような気がします。
串団子だったらお醤油系。草もちは好きだったので、あんこののった草もち串団子の場合は、あんこをなるべくよけて食べたりしていたぐらいです。
昔、家の近所にタイヤキ屋さんがあったので、時々買って食べていましたが、尻尾までびっしりあんこが入っていたりするとガッカリしていました。タイヤキというと、あんこではなく、カスタードクリームかチョコのタイヤキを選んでいたような記憶があります。

大人になってからは、あんこの美味しさがわかるようになり、無性にあんこ串団子が食べたい〜と思う事がありますが、最近は子供の頃よりも近所にお団子屋さんなるものが少なくなってきているので、食べたい時にちょっと買いに行く、という事が出来なくなっているのが残念ですね。

私達が普段口にしている食品には、殆どと言っていいほど添加物等が入っています。
手作りパン屋さんのパンにだって、保存料や添加物などが入っていたりします。
何も入っていない自然のままの食べ物って、今の日本で手に入れるのは結構難しいですね。
自宅で料理に使っている調味料にも調べてみれば添加物など、多く入っていますので、気にしすぎると何も食べることができなくなってしまう、と私は思っていますが、安全で美味しいものが手頃なお値段で手に入るというのは嬉しい事です。

今回の試食会で出た意見が今後の萌音さんの商品開発に活かされると嬉しいですし、経過の報告なども聞かせてもらいながら、萌音さんの新商品を期待して待っていたいと思っています。

それにしても女性って、食べ物の事ではおしゃべりが止まらなくなりますね。
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あらいふねっと事務局より:
あらいふねっとリニューアル記念の井戸端会議は、鳥取県米子市の「だんごや萌音」さんのお団子と和菓子の試食を行いました。個人のお宅を解放して会場として提供いただいたYさんのご好意により、とてもアットホームな雰囲気のなかで、わいわいがやがや、活発な意見が出た有意義な井戸端会議を開催することができました。少しでも鮮度の高い状態で試食してほしい、という小森さんのご意向で、当日着の宅急便で配送していただくこともできました。
あらいふねっとでは、調査・商品開発を目的とした井戸端会議を開催しています。商品の試食・試飲・試用などを行い、グループディスカッションでは、思いがけずに飛び出す商品開発・改良へのアイディアも含めて出た意見やアイディアなど生の声を集約し、生産者・売り手の方へお届けしています。
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